女性パイロット

 女性パイロット・・・かっこいいじゃ、ありませんか。
 私はパイロットになる夢を捨てざるを得なかった男です。
 それを、叶えた女性パイロット達のお話です。

 まずは日本人女性パイロットからご紹介しましょう。
『飛行家をめざした女性たち』平木國夫著 新人物往来社
 戦前14人の日本人女性パイロットを紹介した本です。今でも珍しい女性パイロット、あの戦前の日本の状況でパイロットになる事がいかに大変だったか想像に困難はありません。
 最初の女性パイロット兵藤精から14人のパイロットを筆者が丹念に調査した好著です。
 第1号女性パイロット兵藤精については
『民間飛行家第1号たちの生涯‐イカロスたちの夜明け』平木國夫著 グリーンアロー出版社
にも同じ内容で掲載されています。
 上仲鈴子については
『民間航空を飛躍させた草創期の飛行家たち‐黎明期のイカロス群像』平木國夫著 グリーンアロー出版社 「女性初の大阪〜東京間単独無着陸飛行」
 西崎キクについては
『民間航空を飛躍させた草創期の飛行家たち‐黎明期のイカロス群像』平木國夫著 グリーンアロー出版社 「女性初の長途日満親善飛行」
にも掲載されていますので参考のため。

『兵藤精、空を飛びます‐日本初の女性パイロットの物語』中村英利子著 アトラス出版
 日本人初の女性パイロット「兵藤精」の一生について書かれた評伝。
 1919年国産飛行機が飛んで10年もたっていない頃、四国の片田舎から出てきた娘が苦難を乗り越えて女性パイロットになっていく物語。そして、女性パイロット第一号として脚光を浴びたものの忽然と表舞台から消えてしまった彼女。その波乱に満ちた人生を物語風に書いている本であります。
 本当に波瀾万丈の彼女の人生を読んで実感してください。
 (04.04.07新規)

 それでは海外編を・・・と言ったら最初に出てくるのはアメリア・イヤハート
 彼女の最後については諸説ありました。日本軍捕虜説,トーキョー・ローズの声説,太平洋遭難説などなど。
『アメリア・イヤハート 最後の飛行』ランドール・ブリンク著 平田敬訳 新潮文庫
などに書かれています。でも実際の所は世界一周飛行中に太平洋上の島で遭難したのが本当のようです。
 また、彼女自身の作品としては
『ラスト・フライト』アメリア・イヤハート著 松田銑訳 作品社
があります。彼女の最後の飛行(幻に終わった世界一周飛行)の飛行随筆です。
 最初に自分の生い立ち。そして旅立ち・・・マイアミを出発して南米・アフリカ・インド・オーストラリア、そして太平洋上へ・・・最後のラエまでの記録。もちろん最後は書かれていません。
 でも、美しい文章はパイロットとしてだけでなく随筆家としての能力の高さを見せつけてくれます。

 ところで、彼女をテーマに書かれた美しい幻想文学があります。
『アメリアの島』ジェイン・メンデールソーン著 小沢瑞穂訳 早川書房
 太平洋上で遭難したアメリアは、航空士ヌーナンと二人きりで孤島に生き残った。そこから彼女の愛が始まる。
 美しい幻想の物語です。
 個人的には、ノンフィクションよりも、このフィクションの方が好きです。不思議な空気が漂う物語です。

 続いては異質の経歴をたどるベリル・マーカムについて。
『愛を奪った女ベリル・マーカム』エロル・トレルビンスキ著 田中融二訳 新潮文庫
 英国の名家に生まれケニアで育った彼女は史上最初に欧州からアメリカへの大西洋横断飛行を行いました。
 それだけでは、ありません。二人の英国王子を手玉に取り、自由奔放な生活を行った希にみる女性。
 普通の女性の何倍もの人生を一気に駆け抜けた女性の評伝です。
 (02.05.15新規)
『夜とともに西へ』ベリル・マーカム著 野中邦子訳 角川文庫
 その彼女の自伝小説。
 ケニアで野生生物を追いかけた少女時代、競走馬の調教師時代、そしてアフリカで個人営業のパイロットとして活躍した時代を自らの言葉で綴った作品。
 言葉を読むだけで彼女の才能の豊かさを感じさせてくれる作品です。

『出撃!魔女飛行隊』ブルース・マイルズ著 手島尚訳 朝日ソノラマ文庫版航空戦史シリーズ
 軍事パイロットとして最も女性パイロットを用いたのは第二次世界大戦中のソ連軍です。
 その活躍は魔女飛行隊として恐れられていました。
 彼女たちは怒濤のように侵攻してくるドイツ軍部隊を迎撃し攻撃するため活躍したのです。その記録ドキュメントが、本著です。
 彼女たちはバルバロッサ作戦やスターリングラード攻防戦・クルクス会戦においても出撃しました。
 他の国の女性パイロットが、ほとんど後方支援の役割を担っていたのと大きく異なります。その活躍を本著によって知ってください。
 それが良い事か悪い事か考えながら・・・。
 関連書籍として下記の本も参考になります。
『世界の戦闘機エース〔2〕第二次大戦のソ連航空隊エース1939−1945』ヒュー・モーガン著 岩重多四郎訳 大日本絵画
 79〜80ページに「女性の戦闘機搭乗員たち」として紹介されています。
 クラーウディヤ・ネチャーエヴァやエカチェリーナ・ポルーニナなどの話が掲載されています。
 ヴァレーリヤ・ホミャコーヴァの写真も載っています(いかにもロシア人女性って感じ)
航空ファン1988年8月号『MODELLING MANUAL第二次大戦ソ連戦闘機の塗装とマーキング』野原茂解説・イラスト 文林堂
 第二次世界大戦当時のソ連戦闘機の基本塗装について解説したページ。中に「リリア(百合)」のニックネームで呼ばれていたエースパイロット、リディア・リトヴャック中尉の機体塗装が紹介されている(使用機はYak−1機番44)。彼女は第73戦闘機連隊に出向1942年年末までに5機を撃墜、エースとなった。しかしながら12機スコアを記録後1943年8月1日の空戦で撃墜され戦死している。記事は上面および側面図の塗装図と彼女の顔イラストと解説文。(04.09.22新規)

Schneider(Vol.2)特集「アエロバティックの知られざる世界」より「2万5000人を一瞬で虜にしたアイスドールの笑顔」 ネコ・パブリッシング
 現代ロシアの超一流アクロバット・パイロット「スベトラナ・キャバニナ」についての記事です。曲技飛行の途中にコクピット内の搭載カメラに投げキスをする余裕の持ち主。愛機はSu−26。
 愛嬌はあるが腕も超一流、現代の女性アクロバット・パイロットでは最高の腕の持ち主と言っていいだろう。現に日本にも多くのファンがいる。ツインリンクもてぎで行われた競技会で一瞬にしてファンを虜にしたのだ。
 (01.04.30新規)

Schneider(Vol.10)『女性達の大空‐The Ninty−Nine&知られさざる女性パイロット達』山崎明夫著 ネコ・パブリッシング
 
ナインティーナインズは全米の女性パイロットが117名になった時に結成された倶楽部で会員が99人になった時に、この名前に命名された。航空史を飾った女性はほとんど、この会に所属しているとして良いでしょう。
 「知られざる女性パイロット達」には「大空のナイチンゲール」マリー・マルヴァン、「初の黒人女性パイロット」エリザベス・コールマン、「日本で宙返りした最初の女性」キャサリン・スティンソン、「悲劇のドイツ女性パイロット第一号」アメリー・ビーゼ・ブダルト、「ゴールデンエイジの女性エアレーサー」マリー・ハイツリップ、「夫が有名GPレーサー」エリー・ベインホルン・ローゼンマイヤー、「愛すべきキャラ“パンチョ”」フローレンス・バーネス、「アエロバティック界の女王」パティ・ワグスタッフについて記述されています。この手の記事は少ないので貴重。
 (04.01.26新規)

航空ファン1999年9月号『蒼穹劇場(31)クロスカントリーにかける女性SEは個人機をもつ‐田近美紀子さん』瀬尾央著 文林堂
 個人でグライダーを持つ女性パイロット田辺美紀子さんのお話。彼女はSEでもある。彼女の行うのはクロスカントリー・ソアリング(熱上昇気流に乗ってグライダーを飛ばす)で世界選手権に参加、日本記録の所持者でもある・・・基本的にはオーストラリアで飛行しているのだ。個人機を持つ苦労や日本の滑空機組織の脆弱性も判る文章であります。
 (05.04.15新規)

航空ファン1999年5月号『陸自初、女性パイロット誕生‐幹部航空操縦課程42期生卒業式』今原太郎著 文林堂
 1999年2月10日陸上自衛隊航空学校明野本校で第42期幹部航空操縦課程の10人の卒業式が行われた、この中に陸自初の女性パイロット平松千枝3尉が含まれていた。彼女は1974年熊本県生まれ防衛大40期生として卒業している。彼女はOH課程、OH−UH課程で訓練を行った。ちなみに教官たちの評価は高かったようである。
 (05.04.03新規)

航空ファン1999年1月号『蒼穹劇場(25)国体アーチェリー選手から陸自パイロットへ‐米光雅代3曹』瀬尾央著 文林堂
 陸上自衛隊陸曹航空操縦課程136期米光雅代パイロット候補生についてのカラー・ドキュメントであります。彼女は国体アーチェリー選手としてなみはや(大阪)国体に出場している腕の持ち主である。彼女は一昨年女性にも開放された陸曹航空操縦課程に足を踏み入れ訓練を重ねている(記事が書かれた時点)。練習課程はOH−6で65時間、UH−1で135時間の搭乗訓練を実施した後、UH−1のパイロットになる予定だ。闊達な性格を生かして訓練に励む彼女の姿をおっています。
 (04.03.29新規)

航空ファン1998年2月号『海上自衛隊初の女性ヘリコプターパイロット酒井涼子』YukihisaJinno著 文林堂
 1997年10月23日自衛隊初の回転翼機女性パイロットとして海上自衛隊のウイングマークを取得した酒井涼子2曹の記事であります。彼女は自衛隊3人目の女性パイロットです。彼女はウイングマークを取得後厚木航空基地運用試験部隊第51航空隊に配属されました。彼女は記事が書かれた時点ではHSS−2Bのパイロットとして活動中です。彼女のヘリ・パイロットになるまでの課程と現場での働きぶりをレポートしています。
 (04.12.10新規)

航空ファン1998年1月号『蒼穹劇場・いよいよC−1で実任務につく女性パイロット竹内一恵2等空尉』瀬尾央著
 空自初の女性パイロット竹内一恵2等空尉の写真リポート。元々法政大学航空部出身の彼女は就職先は空自だった、申し込んだのは締め切り一日前の駆け込みだった。その後、彼女は訓練を重ねて97年5月にT−400のウイングマークを取得し記事が書かれた現在は輸送機C−1の操縦課程をこなし部隊配属間近になっているのだ・・・その様子をレポートしています。
 (04.11.19新規)

航空ファン1997年7月号『女性飛行家、60年目の再挑戦 イヤハートを追って』Frank・B・Mormillo写真/八巻芳弘解説 文林堂
 あの日から60年目の1997年3月17日カリフォルニア州オークランド国際空港を飛び立ち2ヶ月に及ぶ世界一周飛行「ワールド・フライト1997」がスタートした、操縦するのは女性パイロットのリンダ・フインチ・・・60年前にアメリア・イヤハートがたどった空路を再びたどり、彼女が完結できなかった世界一周飛行を成し遂げるために。使用する機体はピカピカに磨き上げられたロッキード・エレクトラ(サポートにはグラマンHU−16アルバトロス飛行艇)。アメリア・イヤハートの経歴と失敗した世界一周飛行の経緯、そして今回のチャレンジについて細かくカラー記事で解説しています。
 (04.11.10新規)

航空ファン1996年7月号『イラストレイテッドヒコーキの話・イヤハートと最後の愛機』斎藤忠直著/クロード柚木イラスト 文林堂
 もっとも有名な女性飛行士であるアメリア・イヤハートについての記事。1937年愛機ロッキード・エレクトラを駆って世界一周飛行記録樹立を狙って飛び立ち太平洋上で行方不明となった彼女の生い立ちと飛行機乗りになった理由、そして経歴を簡単にまとめた文章であります。
 (04.10.25新規)

航空ファン1996年7月号『航空自衛隊初の女性パイロット候補T−1ジェット練習機飛行訓練開始』F−4フォトプロダクト・田中泰彦撮影・レポート/櫻井定和解説・レイアウト 文林堂
 航空自衛隊初の女性パイロットとして訓練中(記事掲載当時)の竹内一穂3尉がT−1ジェット練習機に第2初級操縦訓練を開始したとの記事。彼女が芦屋の第13飛行教育団に入校したのが1996年2月上旬、合計7.25ヶ月の訓練を実施、その後でも美保第41教育飛行隊においてT−400における訓練を実施する。カラー2ページの記事。
 (04.10.25新規)

航空ファン1995年8月号『KF EYE SHOT・女性パイロットの実力』木村譲二著 文林堂
 1994年10月25日米海軍F−14パイロットであるカーラ・ハルトグリーン大尉が空母エイブラハム・リンカーンに着艦失敗して殉職した事件と12月末にドワイト・E・アイゼンハワー所属のEA−6B乗務員シャノン・ワーグマン大尉が着艦技術問題ありとして退艦させられた二つの事件を中心として女性パイロットの技量について考察した文章。結論は「技量が低い女性パイロットもいるのは事実、でも男性パイロットにも低い人間が多くいる」とのことです。
 (04.10.18新規)

航空ファン1995年8月号『ニューヨークANG女性F−16パイロットパーカー少佐インタビュー』 文林堂
 ニューヨーク州兵航空隊(ANG)所属のF−16パイロットであるジャッキー・パーカー少佐に対するインタビューです。彼女はF−16戦闘機飛行隊に配属されたアメリカ初の女性空中戦闘パイロットであります。彼女はNASAで最年少宇宙飛行コントローラーに任命された後、米空軍最年少のT−38およびC−141の教官パイロットになります。そして1993年にニューヨーク州兵航空隊に転任したのであります。インタビューは8ページで細かく丁寧に生まれ育ちから現在の任務まで答えています(読み応えあり)。
 (04.10.18新規)

航空ファン1995年8月号『女性ファイターパイロット・ストーリー』石川潤一著 文林堂
 米軍を中心とした女性戦闘機パイロットの話。最初に米海軍空母戦闘群に女性乗組員が着任したのが94年10月1日付、それまでは基本的に後方任務が主でありました。海軍→空軍→陸軍の順番であります(ちなみに陸軍パイロットには湾岸戦争で殉職者あり)。ただし女性パイロット進出には、かなり問題がありました、有名なのはテイルフック事件(セクハラ問題です)、これは議会でも問題になりました。ちなみに現在では嘉手納にF−15パイロットもいます(95年現在)。といった米軍を中心とした女性パイロットの歴史を詳しく解説しています(米軍以外の女性パイロットについても簡単に言及)。
 (04.10.18新規)

航空ファン1991年8月号『イラストレイテッドヒコーキの話・ジャッキーとA−20』斎藤忠直著・三五英夫イラスト 文林堂
 女性初の音速突破パイロット、ジャクリーヌ・コクラン通称ジャッキー(音速突破時の機体はF−104)。彼女は第二次大戦中に米陸軍航空隊空輸部隊に所属し機体のフェリーを行っていた。A−20,B−25,B−26,P−36,P−38,C−47などなど・・・海を越えて機体を飛ばしたのであります。この空輸ミッションに参加した女性は1500人以上、米航空のすそ野の広さを感じさせる一文です。
 (04.09.28新規)

『星のパイロット』笹本祐一著 朝日ソノラマ文庫
 SF小説です、でも主役は女性パイロット、正確に言うと女性宇宙飛行士なのです。時は近未来、民間航空宇宙会社が乱立しパイロットが腕を競う時代です。日本人の羽山美紀は小柄で若い、でも強烈なアクロバット飛行でみんなの前に現れた・・・彼女は宇宙を夢みる女性なのだ。彼女に与えられた仕事は通信衛星の修理・・・でも出発までにいくつもの騒動、そして実際に衛星に着いてみれば、そこでも緊急事態・・・彼女はそれをどうやって乗り越えていくの?一気に読める小説です。
 (02.09.22新規)
『星のパイロット(2)彗星狩り』笹本祐一著 朝日ソノラマ文庫
 全3巻。『星のパイロット』シリーズの第2弾
 彗星を捕獲して宇宙空間での水を確保するプロジェクトは「彗星に一番最初に着いた者が権利を得る」と決定された。大企業から中小企業までがプロジェクトに参加、壮大な宇宙レースが開始される。主人公羽山美紀が所属するスペース・プランニングも最も弱小企業として参加。ありとあらゆる手段を使って必死にレースに参加、レース中にもトラブル続出、美紀ちゃんが必死に乗り越えていきます。
 はらはらどきどき一気に読める娯楽近未来SFであります。残念なのは美紀ちゃんが自慢の長い髪を切ってしまうことぐらいですかね。
 (04.04.22新規)
『星のパイロット(3)ハイ・フロンティア』笹本祐一著 朝日ソノラマ文庫
 「彗星狩り」のどさくさに紛れて手に入れた超音速爆撃機XB−70の試験飛行していた主人公の美紀、ガルベス、マリオの面々・・・ところが突然、太平洋上で正体不明機からミサイルの攻撃を受ける・・・必死の思いで回避した3人、ところが基地であるハードレイクにも爆破予告。次々起こる彗星捕獲レース参加した企業に対する武力行使・・・裏には巨大な存在が蠢いていたのである。大スケールのお話を息をつかせず読ませてくれる作品です。
 (04.11.25新規)
『星のパイロット(4)ブルー・プラネット』笹本祐一著 朝日ソノラマ文庫
 老朽化で使命を終えたハッブル宇宙望遠鏡の回収作業にあたるマリオの元にスウが持ち込んだ情報は、とんでもない物だった。地球型惑星を発見するために何故か極秘裏に打ち上げられた軍事衛星の情報であった。何故極秘裏にされているのか、その時回収されたハッブル望遠鏡の展示も軍の圧力によって中止になってしまった・・・いつものメンバーが真相を探るべく国家機密との戦いを開始するのだ・・・。
 (04.12.05新規)

『ロケットガール(1)女子高生、リフトオフ』野尻抱介 富士見ファンタジア文庫
 父を訪ねてソロモン諸島アクシオ島にやってきた女子高生・森田ゆかりは怪しげな男に「座っているだけでお金になる、ちょっとしたバイトがあるよ」と誘われる、ゆかりは「父親を捜すのを手伝う」を条件に引き受けてしまうのだ・・・そのバイトとは日本最初の有人ロケット・パイロット・・・さらにゆかりの異母姉妹の現地の娘まつりも加わって低予算宇宙旅行がここに開幕する。ゆかりの負けず嫌いとまつりの天然楽天主義が次々に困難を乗り越えて宇宙へ!そして帰還へ!。
 近未来ハードSFの傑作、ちゃんと科学的裏付けも出来ているしキャラもみんな立っていて流れるように話が進んでいきとっても読みやすい小説であります。登場する科学者のマッドぶりとまつりが自然と科学を見事に融合させてみせるところも読みどころ。
 (05.01.06新規)

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