
今回の来日もメンバーは前日に来日しているにも関わらず、プリンスは例のごとく当日到着という余裕の無さ、まあプリンスらしいと言えばそうなのかなと。とりあえず今回は仙台、大阪、名古屋を観に行くのが一杯一杯でした。メモを取らず記憶違いも沢山あると思いますがごめんなさい。
11月21日仙台公演
今回の日本公演で唯一仙台だけがスタンディングで観れるとのいうので、前日なかなか寝付けなかったものの当日は6時に起きて大阪空港から出発、11時には”ZEPP仙台”に到着する事が出来た。会場前には既に15人程NPGMCメンバーと思われる人達が並んでいる。その後自分の後ろからあまり列は伸びず、こんなに寒いのに早く来なくてもよかったかなと後悔。それでも午後には列も結構長くなり4時半頃には客入れ開始。しかしロビーから会場に入れてくれない、並んでいるとサウンドチェックの演奏が聞えてくる、扉の向こうからは半年ぶりのプリンスの声が!、曲は多分オハイオプレイヤーズの”スキンタイト”だと思うんだけど、、、しばらくするとサウンドチェックを終えたジョンブラックウエルが並んでいる客の所へ来てブラブラしてる、日本語で”プリンスのファンの方ですか?”と聞くと”
ヨロシクオネガイシマス”と手を差し出してきたので、仕方なく(ウソ)握手する。ホントにイイ人。どうやらステージの準備が進んでないらしくサウンドチェックの公開は無理だったらしい。
ガックリしたがそのまま1時間程待ってやっと場内へ!急いでプリンスのマイクスタンド前を確保。ステージ下にはギターと共に、タクミさんがギターのチューニングをしている。タクミさんの話によるとセミアコはジョージベンソンから貰った物だとの事、ボディ裏にマジックで何か書いてあるが英語で良く分からん。多分「プリンス君へ、ジョージベンソンより」って書いてあるんだと思う(ホンマかいな?)。さすがに会場は狭く、フロアーを柵で何列もに区切られてある。ステージはとてもシンプルで会場が狭い為かバックドロップは無くセレブの時と全く同じようだ、悪く言うと手を抜いてる・・。会場の一番後ろにはプリンスのチェック用の民生用ビデオカメラが一台。開演前に日本人スタッフが今夜"Ghetto"というクラブでアフターパーティーが行われるとアナウンス。隣の人に聞くととても狭いクラブなのでショーの期待は出来ないらしい。
そしていつものように御香が焚かれるとショーが始まった!"Rainbow
Children"から始まると思っていたにも関わらず、まずはインストからスタート!プリンスが白のニット帽、白のセーター、サングラスに白のズボンという格好。とてもカジュアル、やる気あるのか?ラフな感じで若干緊張感に欠ける。しかし、6年ぶりにこの超近距離で見るからなのか周りの人達は、凄くエキサイトしていて隣の迷惑お構いなしに踊りまくる、特に女の人。押されて体が痛い、こういう所が紳士的な外国人との違いかな。2曲目は"Xenophonia"この曲はインストだから良いとして他の曲でもメイシオとエリックリーズ、グレッグがソロパートを分け合う事が多く、演奏時間が長くなってどうしても曲がダレる。予定では残りの日本公演のサックスをメイシオの替わりにエリックが担当するはずだったのに、メイシオが残りたいと訴えたらしい、メンバー的には嬉しいけどショーの質が落ちるんじゃ・・演奏は、、途中ノースリーブの黒ャツに着替えて来たプリンスのどう見てもぷっくりしている二の腕がとても気になり曲に集中出来なくなる(汗)!、プリンス日頃運動しているのかな!?と余計な心配をする。3曲目には聞いた事の無い曲を演奏、分からない〜、あとでニッカコスタの"Push
&Pull"と判明。次に"Bambi"が始まり会場は湧いているものの半年前にセレブで聴いているのでイマイチ燃えない。その次の"Whole
Lotta Love"も選曲はとてもイイのだけど、ブートでも何度も聴いてる為これしきの事では感動しない、贅沢やな。"The
Work Pt1."の最後ではあの忌まわしきダンスコーナーが!ガク〜、それもこの日は志村けんの”へんなおじさん”の振り付けをする人がいて、それを見たプリンスが最初はビックリした表情をしたのだけど、最後には本人がやってしまいました・・・やめてくれ。
その後も会場は盛り上がっていたが自分では納得できる曲は特に無くショーが終了。客電が点きタクミさんも撤収作業に入るのでホントに終わったんだなァと思い諦めかけた時、アコギを抱え黒のコートを着たプリンスがぶらっと登場!会場は大歓声!片付けを始めていたタクミさんも慌ててステージにマイクスタンドを立て直す。そしてギター一本で始めた曲は"Last
December"!サプライズという感じでみんな凄い興奮状態で泣いてる人までいる。そんな人の気持ちを知ってか知らずか1曲演奏するとさっさと帰って行った。もうチョット演ってもいいんじゃないの?今度はホントに終了。
会場を出た後とりあえず歩いてゲットーに向かう事に、地元の人は”ゲトー”と呼んでいるらしい。店に着き場所を確認して、近所で腹ごしらえをしてから再びゲットーに1時頃到着、とにかく会場に入ってビビッた!入り口からエレベーターで地下に降りると目の前に現れた場所は想像以上に狭く(汚く?)普通のガレージをただクラブと言っているだけのような場所、しかもタバコの煙が凄く、これ以上劣悪な環境があるのかという程!この光景にも驚いたがさらに衝撃だったのが、この場所にプリンスが現れた時だった!。まさか、あの、プリンスがこんな場所に登場するとは!!DJブースに現れDJの横でほんの3、4分居ただけだったけど、とてもシュールな光景だった。聞いた話では最初このクラブに来るのはセキュリティーには止められたらしいが、エホバに入信して心が優しくなったプリンスはファンの為にと現れたのだろう〜偉い!。1度奥へ引っ込んだ後はいくら待っても現れず、諦めて帰ろうと外に出ると、黒のリムジンが待機していた。5分程たった頃セキュリティーに挟まれる格好でブラウンのスーツに黒のコートを着たプリンスが!!女の人が駆け寄って行くとセキュリティーに止められ、本人はサッと車に乗りこむ。ゆっくりと車が目の前を進んで来た、窓はスモークになってるので中は全く見えないが、俺の笑顔に手を振って答えてくれてるはず(妄想です)。そしてホテルに帰りみんなで今日の反省会(何のこっちゃ)。
11月28日大阪公演
当日は天気も良く、考えてみると自分でも本当に久しぶりの大阪城ホール。11時に到着したというのに既に20人程の人達が!、、知ってる顔もチラホラと。この日はプロモーターの配慮で外ではなく室内で並べる事になり、一応来る時カイロを買ってきたけど有り難い事だ。4時頃サウンドチェックを観るため会場後方から入場、サウンドボードの所には記録用のカメラ1台のみ、放送用の大きなカメラは見当たらない。歩いていくとステージ後方には”NPGミュージッククラブ”の文字がご丁寧にも日本語で書かれている、何かカッコ悪い(笑)。ステージ上にはプリンスの姿が!近くまで来るとメンバーに手を振っているではないか〜(笑)、どうも手を横に振って挨拶するのはアメリカに無い習慣だとの事でプリンスが手を振るとカワイイというか滑稽な感じが、、。NPGMCの会員が着席してしばらくするとサウンドチェックが始まった。まずはお馴染みの"Hair"からスタート、まあありきたりな選曲だけどラリーを思い出すので嫌だ、でも2曲目のインストルメンタルはアップテンポでとてもテンションの高い演奏が続いた、サウンドチェックとして公開するのはもったいないくらい、こういうのを本番で演ってくれると最高なんだけど。3曲目には歌付きで何か演奏したが何の曲か分からず。その後しばらくインストで演奏が続いたあと自分で音をチェックする為プリンスはステージを降り客の後ろの方に歩いていく、大阪城ホールは椅子が真っ赤なので、赤い花畑にたたずむプリンスって感じ。しばらく椅子の上に置かれているチラシ(ボーイズ2メンの来日告知)を眺めている、そして40分(?)のサウンドチェックが終わりプリンスは手を上げて去って行った。
その後、開演時間が少し過ぎいつもの御香が焚かれ、いよいよショーのスタート!仙台とは違い胸のところの生地がクロスしているスーツを着たプリンスがおもむろにドラムセットに座り叩きはじめる。一瞬聴くと上手く聞こえるが、ディレイを効かせている為とても早く叩いているように聞える(フェイク?)。しばらく叩いた後素早くジョンとチェンジ!いよいよ"Rainbow
Children"が始まりプリンスがあのピッチを落とした声で喋りを始める。そしてステージ中央に立ったプリンスの後ろからライトがまるで後光のように〜!少し胸キュン(笑)、なぜかプリンスを剥製にして部屋に飾りたいとの思いが(アホ)!"The
Work Pt1"が始まり最後は又ダンスコーナーに!ガク〜、。印象に残った所では"Strollin"これは今年のセレブでも聴いた曲だったけど、比べ物にならないくらい良い!後半のアレンジがホーンセクションの充実とキーボードによってゴージャスに変身しておりまする。そして"All
The Critics Love U In NY"!、正直な話この曲その時は分かりませんでした(汗)。"1999"のアルバムは持ってるにも関わらず、ろくに聴く事も無く、後で多数の方からお叱りを受けました、ごめんなさい。家に帰って聴き返したけどアルバムはやっぱりクズソングでした。しかーし!このライブヴァージョンはメチャメチャカッコ良かった〜!この曲でも残念な事に客をステージで踊らせるという暴挙に王子様は出られましたが、その後ろに鳴っている音は本物でした(意味不明)!!”ニューヨーク”の部分を”オッサカー”に替えて歌っているプリンスにうっとり。。。ステージ後方には日本(?)の夜の街を走ってるタクシーが映されている。日本公演はまだ仙台しか見ていなかったが、”仙台”と比べて”オオサカ”を連呼しまくり!何もそこまで言わなくたってと言うくらい!ノッてる証拠か?
アンコールになりプリンスのキーボードがステージ中央にセットされる、するとプリンスは安物くさい白のヒラヒラ衣装で登場、キーボードに座ると"Adore"を演奏し始める、まあこれはあんまりパッとしない曲だけど、、次がなんと"The
Most Beautiful Girl・・"!残念な事にこれはワンフレーズで終了〜!なんでこんなイイ曲を途中で止めるかな!?こういう所が理解出来ない。その後もメドレー形式で曲を演奏していく。さっきの白の衣装のまま足にはセレブで履いていた白のひらひらブーツを履いて登場、しかも手には先日御茶ノ水で買ったというフェルナンデス製の水色のストラトキャスターが!似合わない〜!そこで始まったのが"Peach"、アレンジはもう1つ。ご機嫌が良いのか、悪いのか演奏の最後、バックステージに向かいながら高くギターを放り投げた、当然床に叩きつけられたけど翌日の名古屋公演ではステージ下にスタンバイされていたので結構気を使いながら投げたのか?そして最後に"Days
of Wild"、少しかったるい。そして客電が点けられ、アコースティックギターを抱えたプリンス登場。お約束の"Last
December"が始まるかな?と思いきや、"Alphabet
St."を演奏!しかしワンコーラスで終了し、曲は"Last
December"へ!しかし、誰も言わなかったけどこれほどダサいルックスがあるだろうか?ヒラヒラの白の衣装に、あのブーツを無理やり履き、それにアコースティックギターって・・・・・・・・・。最後ステージを後にする時に日本語で”サヨナラ”と言って掃けて行った、初めてプリンスの口から日本語らしい言葉を聞いた瞬間だった。今日の公演は会場の大きさがデカ過ぎるので期待はしなかったけど、メンバー特権の5列目で見れた事もありとても素晴らしかった(パープルレインを演奏しなかったら尚よし)。
その後アフターパーティーの告知があった”トライアングル”へ向かう。アメリカ村三角公園前のクラブだそうで御堂筋線に揺られつつ”トライアングル” に到着。既にそこには大阪公演を観た人達が列を作っている、場所もアフターショーは有り得ないという事で、まず近所の牛丼屋で食べてから行く事に。
食べ終わってから店に着くと列も短くなっていてすぐに入れそうだった。するとその時、プリンスが乗ってる黒のリムジンが!しかしファンがまだ外にいる事を警戒してか、また何処かに走っていく。しばらくして再度プリンスの車が店の前に。最初にセキュリティーの黒人が通り道をチェックしていよいよプリンスが車から降りてきた!ものすごい笑みを浮かべたプリンスがご機嫌最高って感じで店内に入っていく。店内は3階分に分かれていて下から一番上まで吹き抜けになっている、一階部分がダンスフロワーでその上の階がバルコニー&まったりスペース、一番上がVIPルームになっていてそこからプリンスがガラス越しに見下ろしているという感じ。しばらく待っているとプリンスがガラスの側で下を見下ろしている、すると上を見上げるファンは大歓声でプリンスを迎える。しばらく下を見つめるプリンス、俺の隣にいる女の人が手を振ると振り返すので俺も振ろうかなと思ったが、自制心がそれを咎めた。その後も今終わったばかりの大阪公演をビデオに収めたものをハンディタイプのDVプレイヤーで見ているらしく時折液晶画面をこちらに見せるが、そんな小さい画面見えないって!。その後もガラスを叩くポーズをしたり、手を振ったりでご機嫌というかサービス満点!なんかイメージが違うんッスけど。下のフロアーのDJブースでは日本人からプリンス専属のDJ,Dustinにチェンジしている。その後プリンスも降りてくるとのスタッフの言葉で慌てて凄い人の波になった。しばらくしてプリンスがDJブースに登場"Kiss"などの曲をバックに客を物凄く煽る、とても機嫌良い〜何度か音を消してサビを歌わせようとするプリンス。しかし、"Everlasting
Now"で歌えない客にアレっ、てな感じ目を大きく広げでビックリしてる。20分程でプリンスはVIPルームに帰って来た、するとガラスの前で黒人が手を振ってる、なんでセキュリティーがみんなに手を振ってるのかな〜と思って良く見るとメイシオだった、顔が黒いので良く分からん(笑)。しかもフロアーにいる人達はほとんど無反応だし・・・。会場の壁にはさっきプリンスが見ていた大阪公演の映像をビデオプロジェクターで映されている、ダビングして欲しい・・。という感じで時間は過ぎて行くがまだ明日の名古屋が残っているので2時半頃には店を出た。その時出待ちをしたい気持ちはもちろんあったが、明日の名古屋に備え仮眠を取るため近所の親戚の家に向かう。その後プリンスはクラブに来ていたFM802のDJと話が弾み長時間話していたのだそうで、(トマトスパゲッティ、スナック菓子、おにぎりを食べて、飲み物はストローで赤ワインを飲んでいたそう、お馬鹿なプリンス〜!)結局店を出たのが4時半頃(!)。プリンスは少し遠くに止めてあったリムジンに小走りで車の所まで行かなくてはダメだったとの事でした。
11月29日名古屋公演
昨日の心斎橋パーティーを途中で帰り2時間程しか睡眠を取らず、朝7時には新大阪のプラットホームに立ちました・・尋常じゃない。新幹線で名古屋に出発、センチュリーホールに到着したのが9時前、既に見た事ある顔が列を作っている・・いったい一番に来た人はいつから並んでるのか?それに毎度毎度同じ客が見に来ているのをプリンスはどう思ってるんだろうか?この時点で体も結構ガタがきている。しかし今日の客は意気込みが違う!先日の大阪の評判を聞きつけた人が当日券を求めて急遽名古屋に来ているようだ。
5時をまわった頃にサウンドチェックが始まる。聴いた事ある曲なんだけど、なんだっけかなァ〜と考えてる間に終了、スティービーワンダーの曲でした(笑)。後半のインストは正直眠たくてウトウトしてしまった。。。いよいよ一般客も入場し、DJ,Dustinがプリンスの曲を次々と流す!するとNPGMCのメンバーのエリアを中心に客席が即席のダンスフロアーになって来た!日本でこんな盛り上がるとは結構以外、座ってる俺はメチャメチャ浮いてる。そして7時を15分程過ぎた頃に客電が落とされショーがスタート!今日は昨日と違い始めからジョンがドラムソロを叩き出し、そのまま"Rainbow
Children"が始まる。客のノリが半端じゃなく凄い、プリンスってそんなに人気あったかな?と考える程黄色い声援が続く。結局噂されていたシーラEの登場は無いようだ、個人的な今日のハイライトは"Money
Don't Matter 2 Night"ホントに毎日演奏が違うらしく。後半ホーンセクションの活躍と共にレナートの激しいソロで昇天しました。正直な話この日はこの曲だけがポイントでしょう。客の盛り上がりとは違いステージのプリンスは特にテンションが上がってるわけでもなく、そのままズルズルと"The
Everlasting Now"で1度終了、その後昨日と同じようにプリンスのキーボードがステージ中央に移動される!っと、思ったら又もとの場所に戻される!なんで〜?。しばらくして最初のアンコールが!なんと"Purple
Rain"という人をなめた選曲でスタート、トイレ休憩に行こうと思ったが、周りの雰囲気を壊すと考え我慢する事に、ところが曲が終了するとともに客電が点いた!!あれっ、ここからは客電の点いたまま演奏するのかと思いきやそのままショーが終了!?しかし終了のアナウンスも無いままスタッフが撤収作業に入る、途中でプリンスがアコースティックギターを抱えて登場するかと思ったがそれも無い!!しばらくしてからスタッフが本日の公演は終了したという事を大声で叫んでいる、しかしファンはここ数日のショーの最後は"Last
December"で終了してるのを知っているのでなかなか退場しようとしない。しかもアフターパーティーの告知もしてない!。。このとき既にプリンスは東京行き最終の新幹線に乗る為に車で名古屋駅へ、日本で一番コアなファンが集まってるであろう会場を後にしたのでありました。もちろん今回のジャパンツアーで期待していたアフターショーも夢と消え・・・・・・・・シバいたろかあのオッサン!・・・・でもまた来てや♪(完)。
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2002年12月
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