ベビーケアサークルでは,椿油を使用します。オイルマッサージは欧米で発達したため,グレープシードやアプリコットオイルなど,日本ではあまりなじみのないオイルでマッサージをしています。
私は日本人は日本の風土で育ったオイルがいいのではと,常々思っていて,椿油の効用に目をつけていました。
ところが,椿油はたいへん高価で,マッサージに使うことをあきらめていましたが,この度,助産師りえの実家のログハウスがある、東京都伊豆大島で椿油を創っている方が,分けて下さるとのことで、「和のアロマテラピー」椿油を使うことができました。
マッサージで使うオイルについて
大島には約、300万本の(やぶ椿)が
群生しています。花期は大変長くて、早いも
のは11月頃から咲き出し、冬中咲き、4月
の終わり頃まで咲き続け、秋になるとゴルフ
ボール大の果実の様な実の中に黒茶の実が2
〜10粒、それが熟し、ハゼて地面に落ちま
す。この実から油を抽出します。その行程は
以下のようにします。
みを拾い集めてよく乾燥します(天日乾燥、
さらに乾燥機で)。その後粉砕機で粉末状
に細かく砕く。
せいろ(蒸し器)に入れて高圧の蒸気で約
5分間蒸す。 蒸しあがったらナイロン制
の網袋に入れ、(玉絞式)搾油機で約1時間
ほど圧力を加え続け油を絞り出します。
次にその油は一晩静かに置き不純物の沈澱を
待ち、翌日、布と紙のフイルター、5ミク
ロンのフィルターで順次ろ過をして製品にし
ます。
この搾出法は、東京都教育委員会報告書(江
戸東京の諸職)にも収録されてるように大変
古典的ではあるけれども良質な油ができる方
式です。
このようにして出来た椿油は弱酸性、微黄色
の透明な油で臭いはほとんど無く、味は暖和
で、不乾燥性で、弾力性があり、洗髪時に落
ちやすい等の特徴から食用
、化粧品に使用され、また刀剣、竹製品(尺八、
鳥かご)木製品(つげくし、将棋駒等)など
の手入れにも古くから用いられてきました