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エミリー・ザ・ストレンジ ちょっと変な女の子
コズミック.デブリ・宇多田 ヒカル 訳 / メディアファクトリー / 1,000円
発売前から話題になっていたこの作品。その理由は、この2点にあると言えるでしょう。まず1つ目は、2001年にアメリカで発売された原書が、日本でも輸入洋書として特筆すべきセールスを記録をしていました。その「エミリーファン」待望の翻訳版がついに発売されるということが挙げられます。そして2つ目が、翻訳者がヒッキーこと、あの宇多田ヒカルさんであることです。
エミリーは、サンフランシスコのアーティスト集団「コズミック・デブリ」が創作したキャラクター。最初はT-シャツや、ステッカー、キー・チェーンなどの製品に登場していました。それに文章をつけ、絵本にして出版したところ、瞬く間に大人気作品になりました。黒+赤+白で構成された画面と、ニス印刷によって隠された言葉遊びが、エミリーのキャラクターにインパクトを与え、読者を引き付けます。
「エミリーの見る夢は…、 …あなたの史上最悪の悪夢。」。かわいい顔して実はコワイ13歳の女の子、人間の友達は必要なくて4匹の黒猫と暮らす女の子、それがエミリーです。宇多田ヒカルさんの文章も不思議なエミリーの魅力を引き出していて、原書の雰囲気そのままに伝えています。ヒッキーファンならずとも注目の一冊ではないでしょうか。
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