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●ソウル郊外線(新村〜議政府、45.2km)

※ソウル郊外線は、2004年3月をもって旅客営業が廃止されました。

 ソウルから30km圏にありながらトンイル号が平日3往復、日祝日には2往復しか走らないというソウル郊外線をご紹介します。

 議政府(ウィジョンブ)から11時55分発新村行き、9500型新型気動車3両のトンイル号(近郊タイプ)に乗りましたが、日曜日ですのでこの列車が始発というすごいダイヤです。ここから大谷まで約30km、新村まで45km、1時間20分、1500ウォンの小さな旅の始まりです。

 どなたかが「韓国の八高線」と言っていましたが、その通りだとおもいます。途中に軍の基地があるところも似ています。議政府から次のソンジュ間はちょっとした山越え区間で、その先は山間の田園地帯を川に沿ってのんびりと下って行く、そんな感じです。トンネルや鉄橋もいくつかあります。ソウル近郊とは思えません。

 驚くことにこの線の約半数の駅に駅員がいるのです。さすが韓国国鉄です。乗客は3両あわせてもローカル線のチョンソン線の客車1両と同じ位でしたが。

 大谷の2駅手前の元陵駅まで来ると、突如として眼前に高層アパート群が現れ、新しい町並みが続きます。でもそのあたりには駅がないのです。新駅を造ってもっと列車を増発すればと思うのですが、昔の日本国鉄のごとくここの国鉄もあまりそういうことをやる気がないようです。

 大谷では一山電鉄線と立体交差し、次の陵谷までは京義線と並行して走ります。この区間は複線のように見えます。郊外線の実質的な起終点は陵谷です。

 終点の新村には定刻の13時14分に着き、韓国国鉄の地紋入りの硬券を手許に残すことができました。

 

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(管理人より)「SDA」さん、詳細なレポートをありがとうございました。