2002京都鴨川おこしやすマラソン

Last Update 2002/10/11

2002/10/06(日) 2002京都鴨川おこしやすマラソン
ハーフ 1時間39分53秒
シューズ NIKE AIR TRIAX TC J 27.5cm
天気 晴れ時々曇り 気温25℃
会場 京都市上京区出町・賀茂大橋西詰鴨川右岸河川敷
スタート 11:00

 関西人でありながら、京都へ行く機会は驚くほど少ない。10年以上行っていないのではないだろうか。そんな京都で行われるのは、ニフティーサーブのランニングフォーラム「FRUN」が主催する記念すべき第1回目のハーフマラソン大会だ。

 私自身のニフティー歴は10年以上になるが、FRUNはランニングを始めるようになった去年からROMしている。大会情報や、練習方法など大変参考にさせていただいている。そんな中で、京都での大会を主催するという会議室が立ち上がったのは、7月の初めだった。初めて開催する大会の主催者側の苦労や、試行錯誤の様子を会議室で見ている内に、記念すべき第1回目の大会に是非とも参加させてもらいたいと思うようになった。

 さて、大会当日は雨が心配されるような天気予報で、折り畳み傘を用意したほどだったが、その心配は希有に終わった。気温も高く、まだ残暑のような天気であった。

 阪急・京阪と乗り継ぎ、出町柳駅を降りると、何とFRUNの方が、駅から始まって大会会場までの路上で道案内に立っておられる。集合場所は、駅から地上に上がってすぐの河原で、間違えようのないところだと思うのだが。

 会場は賀茂大橋西詰めの鴨川右岸で、スタート地点周辺は芝生を貼った公園になっている。市電の枕木を再利用したステージや、水飲み場など、きれいに整備されている。コースは河川敷のサイクリング道が使われる。石ころがごろごろしていたり、石畳があったり、かなり細くなった部分もあるなど、決して走りやすい道ではないが、コースそのものはフラットでジョギングを楽しむ分には気持ちの良い道だと思う。主催者のねらいも、あくまでFUNRUNにあるようだ。

 ハーフは11:00にスタートした。石ころがごろごろした道はやはり走りにくく、着地場所に気を付けないと足首を痛めかねない。みんな、なるべくでこぼこの少ないところを走ろうとするので、1列になって走る状態が続く。私は1時間30分を目標としている。ハーフのベストが1時間33分で、それ以後何とか1時間半を切りたいと思っているのだが果たせないでいる。しかしこのコースでは難しいかも知れない。

 心配された天気は全く問題なく、サングラスをかけるほどの良い天気で、気温も上昇して27℃程度はあったと思う。夏のレースのようで、たまに日陰があるとホッとするくらいだった。

 1時間30分を目標とするランナーを先導するのは、FRUNのドナルドさんという若い女性だが、先導どころか独走でどんどん先へ行ってしまっている。しかも涼しい顔をして1時間20分を切るタイムで優勝してしまうんだから、困ったものだ。おかげで後続する我々は、ほとんどずっと寂しい一人旅状態だった。

 河川敷のコースは変化に乏しく単調で、応援する人も、まあ偶然通りかかった人くらいなもので、走りながら考えることと言ったら、次々にくぐり抜ける鴨川に掛かった橋の数を数えるくらいなものだ。要所要所にFRUNのスタッフが道案内に立って励ましてくれるのが救いだ。鴨川沿いのこの狭い約5kmの河川敷を2往復してゴールにたどり着くと、一人一人のゼッケンを確認し、名前が呼び上げられ、ゴールテープが用意されている。目標の1時間30分にはほど遠いタイムだが、不思議に満足感のあるゴールだった。

 このレースは河川敷を利用することもあって、制限時間が設けられていない。3時間経って表彰式が終わっても、まだ走っている人がいるくらいだ。また、伴走者を伴った目の不自由なランナーが、かなり参加されているのも特徴だ。

 とにかく第1回という事で、スタッフの苦労は大変だっただろうと思う。しかも、給水はもちろん、道案内や、走路誘導、計時、完走証の発行、荷物預かり、走路の表示、関係各所への手続き、まだまだたくさんあったと思うが、驚くべき事に、彼らはこれらをノーギャラで行うどころか、自らも参加費を支払った上で協力していると言う。全く何を考えているのか解らない人たちだ。こんな苦労をして来年もやるのだろうか心配になってくる。今後も毎年やってもらわないと、せっかく第1回から参加した意味がなくなるではないか。

 さて、久しぶりの京都なので、ぶらぶら散策することにした。とりあえず帰りの電車に乗る四条河原町方向に歩く。迂闊なことに地図を持っていなかったので、適当に御所の方向へ歩いていたのだが、さすがに御所は巨大なので通り過ぎることはなかった。広々とした御苑の中を散策した。芝生には何十本もの松の木が植えてあるが、1本1本が立派な大木で、もしこれが1本だけ立っていたとしたら、それだけで名所になってもおかしくないような風格がある木ばかりだ。

 京都御苑を南端から出てさらに南下し、三条を過ぎて目当ての銭湯を探す。そう、今日は温泉ではなく、銭湯に立ち寄ることにしている。FRUNのホームページに書いてあった、櫻湯を探している。ホームページの案内にあったとおりに進むとそれはすぐに見つかった。私は、高校2年まで住んでいた家のすぐそばに銭湯があり、よく行ったものだが、考えてみると今日はそれ以来の銭湯と言うことになる。番台も下足札も30年ぶりの体験だ。何と懐かしすぎる光景ではないか。

 ここには電気風呂というのがあって、これがまたかなり強力だ。電極の間に下半身を沈めると、足先から腰までジリジリと来る。低周波マッサージの刺激にも似ている。しかし、手を浸けると腕にガツンと電気ショックが走り、これはとても手を浸けることは出来ない。仕方がないので両手を万歳したまま10分ほど使っていた。足腰の疲労回復には効果抜群のような気がした。

 湯船に浸かっていて、ふと横を見ると、おっさんが桶を枕に大の字に寝そべっているではないか。意識はあるようだが念のため「大丈夫ですか?」と声をかけてみると、「あ〜ごめんごめん。心配してくれはった?」というわけで、単に気持ちよく横になっておられただけであった。京都の銭湯って何か変!

 というわけで、今日も丸一日目一杯楽しんでしまった。