常夏の国インド東部にある西ベンガル州を旅した。2009年12月。州北部のヒマラヤに近い紅茶の産地ダージリンは標高2000m超の高地、さすがに冬は寒い日が多くなる。細くくびれた地勢は、西にネパール、東にブータン、南にバングラデシュ、北はシッキム州のその先に中国チベット自治区があり、インド全体から見れば辺境の地だ。17世紀からの植民地時代にはイギリス人が温暖な気候に眼をつけて開発した避暑地だったという土地柄でもあり、はるか昔から多様な人種が暮らしてきた。いまもネパールやチベット文化の色合いが濃い。近年は、紅茶の生産やヒマラヤの眺望、世界遺産になった登山列車などの恩恵で観光産業も盛んだ。ネパール系のグルカ族が、ダージリンを中心に、独立州グルカランドの創設を求めて民族闘争を展開しているー。
(「バンガロー」は「ベンガル風の家」が語源)
(コルカタの空港)
(19世紀初め、シッキムの高僧が同地に寺院を建立)
チベットの移住民が18世紀に最初の寺を建てた。
東インド ダージリンへ

宗派を問わない市民の宗教的中心地なのだ。


多くの野生猿が棲みついている。
眼下に、軒先の深い観光協会のバンガロー

(人口約15万)



酷暑のインド平原、ここは英国人の避暑地だった。

1911年まで英領インドの首都(人口約 500万)
バンコク経由でコルカタへ着いたiのは深夜だった。


ヒンズー教徒もお詣りに訪れる。

堂宇を飾る旗は、チベット仏教(ラマ教)の象徴。
(ウインダミア・ホテル、1939年開業)
(西ベンガル州都、旧名カルカッタ)
(雑踏と喧騒の文化・産業・商業都市だ)
道行く人々が、立ち止まって手を合わせる。
標高2134mの高原の町
インド人の暮らしと信仰は切り離せない。
ダージリンに到着、英国風のホテルに投宿した。


国内線でバグドグラ空港へ飛び、州北部をめざす。
(朝の気温は一けたまで下がる)
丘の上にあるマハカール寺院への坂道
高台に寺院の一部が見えた。


入口のゲート付近が賑やかだ。



ダージリンは山の斜面に張りついた坂の町。
トイ・トレインが発着するダージリン駅

観光列車の発車時間が迫った。



空港から90キロの道を4時間以上かけて走る。
(別館はコテージが立ち並ぶ)
(蒸気機関車の連結作業を見守る人々)
標高が上がるにつれて気温が急激に下がってくる。