<No.69>浅野川

金沢は、浅野川と犀川に挟まれた真ん中に城下がある。
浅野川は「女川」犀川は「男川」と並び称されている。それは、浅野川が優しい流れなのに対し、犀川が幅広く急な流れであるからだろう。

浅野川は、昔は友禅流しもされていて、風物詩となっていたが、今は川の汚れの為にあまり見られないそうである。
流れは穏やかで、水鳥が多く遊ぶ。
掛かる橋も、皆優雅だ。
ちなみに、作家・泉鏡花の出生は、浅野川近辺である。

石川の見どころに戻る

<No.70>石川門

金沢城跡で、1583年、前田の殿様が入城し、修築した城の門。
昔は、金沢大学の構内であったが、今はキャンパスの移動で、門だけになってしまった。
でも、すんごくウツクシイのよここ。
桜の時期がお薦めです。
 
 

石川の見どころに戻る
 

<No.71>芋掘り藤五郎

金沢の伝説人物。

昔、信心深い藤五郎さんが芋を掘って、その砂を洗い流していると砂金が見つかった。
藤五郎さんは、その砂金で貧しい人を救い、さらに金の仏像を作った、らしい。その仏像が、伏見寺にある。
金沢では有名な伝説です。

その、藤五郎さんが金を洗った沢が金沢にあり(兼六園の上の、金沢神社の近辺にあります)、金洗い沢、かねあらいさわ、から、金沢という地名が生まれた、とか(^^)。
 

石川の見どころに戻る

<No.72>主計町(かずえまち)

卯辰山麓を流れる浅野川の南岸の料亭街。
ここは、明治頃栄えた遊郭で、今は料亭。いまでも粋な芸者さんがいるらしい。
ここいら一帯は、紅殻格子の料亭や、浅野川、川の上流にみえる卯辰山や白山山脈、美しい橋がかかり、独特な風情である。

桜の頃が美しいですよ。
料亭で、鍋などつついてみませんか(笑)。(わっちが連れて行ってもらうのは、鍋処・太郎です。…自分では、敷居が高くて行けまへん^^;)
ほろほろとそぞろ歩いていると、どこからともなく三味の音など聞こえてきて、乙なものです。

石川の見どころに戻る

<No.73>金沢神社

兼六園の上の方にある神社。
加賀藩十一代藩主前田はるなが公が藩校の鎮守社として建てられた。

御祭神は、菅原道真公、白蛇竜神、お稲荷さん、その他。
道真公が前田家の先祖と由来書にはあるが、眉つば(^^;)。あ、妖しい(爆笑)。
でも、ここは、前田の殿様や奥方さま達の信仰熱い神社であり、今なお地元は勿論近郊の受験生の熱い信仰を受けており、中でも大晦日から元旦にかけて、初詣の頃は、境内をはみ出して行列が出来る。

本殿の中を見る事が出来ました。
前田はるなが公の直筆の木額があったり、古しげな白蛇の妖しげな絵があったり、面白かったです。

石川の見どころに戻る

<No.74>金沢のお正月

27:鏡餅それが普通だと思って居た事が、他の地域では全く違っていたりする。
金沢と神戸のバイリンガルである(笑)わっちの眼を通して描く、金沢のお正月です。

「鏡もち」
おそらく日本全国でも珍しいであろうと思うのですが、金沢のお鏡もちは、なんと、上がピンクなのです!赤の食紅を入れて搗くのです!本当です!
床の間用の大きいのはもちろん、神棚用の小さいものまで、皆(笑)。可愛いでしょう?
わっちが今回リサーチ(笑)したところ、なんとスーパーの真空パックや砂糖の鏡もちまでも、ピンクにしてあるではありませんか(爆笑)。すげー!
白とピンクの紅白の間に、裏白と昆布を挟み込みます。昆布は、関西のように平ぺったくなく(笑)、もしゃもしゃした海草風です(笑)。

「祝い膳(雑煮)」 30:祝い膳
画面向かって左上は、かぶら寿司という、金沢の正月料理です。
かぶらを丸く輪切りにしたものに、ぶりを挟んで、麹で漬け込みます。
昔は各家庭で造り、家庭ごとの味があったそうです。高級料理で(笑)、買うと高いです(笑)。
ここに映っているのは、伯母の手作り。久谷の皿に乗せてみました。

下の中央に映っているのがお雑煮です。
ここの雑煮は変わっています。具が、ありません(爆笑)。
昆布と鰹で出しを取ったすましに、四角の切り餅、結び三つ葉に柚子。それだけ。
わっちは、そのシンプルな味で育ちました。

右手に映っているのが、クルミの佃煮です。
これも、祝いの席や祭りの時などに出されます。
同じように祝いの席祭りの時に出る料理で「べろべろ」という、卵を流し込んだ寒天みたいなのがありまして、これは、金沢人にしかわからない(笑)食べ物です。
わっちは、おばあちゃんが作ってくれるべろべろが、大好物です。

おせちは、省略しました(爆笑)。

「迎春菓子」34:迎春菓子
正月には和菓子を頂くのが、わっちの親族の習わしです(笑)。伯母の点てたお抹茶と、迎春の金沢のお菓子。
下の、葉っぱのお皿に載っているのは、和菓子で、お茶用の専用にしか作っていない「吉橋」というお店の高級品(^^)。伯母ならでは、のつてで、毎年いただいています。
右手の塗り皿に入っている色とりどりなのは、辻占。
なかに、おみくじの入ったお菓子です。これがなければ、金沢人に正月は来ません(笑)。
ちなみに、今年のわっちは、「色よい話が進みます」
……ほんまかいな(^^;)。
金沢のお菓子は、文化です。

石川の見どころに戻る

<No.75>金沢の名産品

金沢の名産品を三つあげろと言われたら、わっちは次の三つだな。
金箔工芸、加賀友禅、そして食べ物(爆笑)。
そのほかにもいろいろあるけどね、輪島塗りとか九谷焼とか。
でも、わっちら若者(苦笑)向けのアイテムから。

金箔工芸では、金箔工芸品そのものはお高くて手が出難いけど、綺麗なガラスビンに金箔を詰めたキーホルダーや、金箔テレカは、お土産によい。あとは、金箔を伸ばすのに使う裏打ち紙を利用した「あぶらとり紙」。最近、特に金沢のものは有名です。実際、良く取れます(笑)。わっちも気に入って使ってます(笑)。

友禅は、見るもの(爆)。だって、美しいもの!!
着物屋がすごく多いの。ぶらぶらするだけで、うっとり。
あとは、やっぱり九谷焼の店も多い。美しいものって、人を豊かにする。

そして食べ物!!これは多いよ、菓子類、寿司、そして佃煮。
いっちお薦めは、お菓子だね。
金沢はお茶所!!物凄く茶道が栄えている(わっちの伯母も、やっている^^;)。当然、お菓子も美味華麗!!
有名で美味しいのは、森八のお饅頭や、小出の柴舟、俵屋の飴に諸江屋の花うさぎ。
これがなくっちゃ、金沢じゃない!!

寿司は、これも城下町ならではの繊細な作りだね。
なかでも有名なのは、笹寿司(芝寿司)。笹でくるんだ四角い押し寿司で、鯛の入った「白」と、鮭の入った「赤」がある。

佃煮は、特徴的なのはクルミの佃煮と(珍しいでしょう?)、川魚・ごりの佃煮。

あと、麩も色んな加賀麩があります!
宮田麩の「もちもち!」とした麩や麩饅頭、簾麩なんてのは、加賀の郷土料理です。
不室屋(ふむろや)の飾り麩は、非常に繊細で綺麗!!お気に入りです。

是非、土産の参考にして下さいね♪

石川の見どころに戻る

<No.76>兼六園

水戸の偕楽園、岡山の後楽園に並んで、日本三名園に数えられる林泉回遊式庭園、特別名勝。前田の殿様ん家の庭にあたる(爆笑)。

いろいろ美しい所は多いのだが、祖母のお薦めは、つつじの頃だそうである。

一番有名なのは、霞が池の北のほとりにある「ことじ灯篭」。琴柱に似た二本足の灯篭だから、その名前だそうだ。兼六園のシンボルとなっている。

大晦日から正月3日までは、無料開放がなされていた。
普段は、有料です。


 
石川の見どころに戻る

<No.77>犀川

浅野川に対し「男川」である犀川は、流れも速く、川音も高い。
浅野川に負けず劣らず、川辺にはたくさんの桜が植わり、春の絢爛さは一見に値する。
こちらも、はるか上流に、天気の良い日には白山の白い頂きが見え、なんとも美しい。
わっちの大好きな眺めです。

浅野川の泉鏡花にたいして、こちらは、室生犀星に縁深く、犀星の文学碑が立っている。
室生犀星の「ふるさとは 遠くにありて 思ふもの」の故郷、とは、金沢の事である。

石川の見どころに戻る


<No.78>白山(しらやま)

昔、子供の頃、叔父伯母に連れられて従兄弟達と何度か登った事がある。
富士山なんかと同じで、途中まで車で上がり、そこから徒歩で登山するのだ。登山靴が必要です。子供だから元気に登ったけど、現在のわっちは…(^^;)。
標高2702メートル。開山したのは、聖人・泰澄(たいちょう)さんで、かなり昔の事、えーと、平安時代くらいじゃなかったかな(注:『陰陽師G』三章にさりげなく出てくる)。資料が無くて悔しい(^^;)。今度金沢に行ったら、資料を仕入れてきます。この山は又、スゴク伝説の残る山なんですよ。

古くは活火山だったが、いまは休火山。
全国の白山神社の総本山であった。(今は、麓の白山比[口羊]神社:しらやまひめじんじゃ、に、その役を譲り、山頂の社は奥宮とされている。)
数々の珍しい動植物を懐に抱き、中でも、高山植物は、西日本と東日本、双方の物が交じり合う貴重な地である。黒百合が観られる最南端であったと思う。
いつもその頂きに残雪を抱いて、白く、美しい所から、白山。
神います霊峰。

石川の見どころに戻る

<No.79>成巽閣(せいそんかく)

十三代斉泰公が、母の隠居所として造った。
城の東南にあるから、「巽」の御殿。

内部は非常に美しい書院造り。天井の色が、一部屋ごとに全部違っている、凝った造り。
あと、わっちのお気に入りは、3月に行われる「前田家秘蔵雛人形・道具類特別公開」。たしか、3月3日を中心に、一月くらい行われる。
全てのミニチュアの蒔絵の付いた美しい道具類には、ひつこく(笑)前田家の紋章である梅鉢紋が付けられている。

是非、梅の頃に、お越しください。
巽の御殿の近くにある梅園も、見事ですよ。

石川の見どころに戻る


<No.80>寺町

犀川の南にある寺院群。ここと、卯辰山山麓に寺院を集め、その実状は、「いざ」の時の兵力の温床であったようです。

一番有名な寺は、妙立寺、通称:忍者寺。
この寺には様々な仕組みがある。落とし穴になる賽銭箱や、高貴な人の隠れる部屋、からくり扉などなど。廊下はまるで迷路、案内なしに出られない(苦笑)。
この仕組みも、「いざ」のための物見の役目をこの寺が負っていた為だという。…で、それは何を意味しているかというと、幕府、江戸。一番巨大な外様大名である加賀を、いつ潰されるかわからぬ危機感が常にあったという。

その外にも、3代藩主が寄進した大桜で有名な、松月寺(ちなみに、我が母方の菩提寺である^^;)、巨大な、人骨を塗り込めた白肌の地蔵菩薩のある(気持ちワルイけど、供養の為に坊さんが一生懸命やったらしい。ライトを消すと青白く光って、異様に美しいですよ、ええ、ほんとに。^^;)大円寺、芋掘藤五郎(いもほりとうごろう)ゆかりの古刹で仏像が多い伏見寺などもある。

石川の見どころに戻る


<No.81>東茶屋街

金沢城下随一の遊郭のあったところ。今も、紅殻格子がのこり、料亭が並ぶ。
もちろんお座敷もあり、芸者さんがいるが、もちろん一見さんお断り(苦笑)。

そんな庶民の為に、「志摩」という店が、内部を一般公開している。
くるわ独特の造りを、テープで詳しく紹介してくれる。すごく楽しいので、是非入ってみてください♪

…ちなみに、その、「志摩」のとなりにある喫茶店は、外から見たらどーみても紅殻格子ですが、内部はあっと驚く「カントリー風」!!紅茶の専門店なのです。
座席数は少ないですが、ゆっくりできます。
お薦めです、是非。

石川の見どころに戻る